言語
Language
古代文明のもたらした共通文化の一つに、共通語(コモン)があります。共通語は超魔法文明で常用されていた口語(話し言葉)が変化し、そのまま文語(書き言葉)にも用いられるようになったものです。
メディウスの存在する大陸では、地方や民族ごとに独自の言語や方言はあるものの、どの地域でもほぼ共通語が通用します。それは私たちの世界の英語に似た言語で、アルファベットに似た文字を使用しています。したがって物語上では、共通語を英語のように表記しています。
東洋や極東では、共通語とは異なる文字と言語体系が発達しています。それは超魔法文明の勢力が大陸東部にはやや及ばなかったこと、また一説には独自の記録媒体が早くに発明されたため、複雑な象形文字と、それを駆使する言語が発達したのが原因ではないかとも言われています。
人類発祥の地であると考えられている旧大陸やその他の大陸・島々では、まったく異なる言語体系が使用されていたようです。しかし、残念ながらその大半は遺失してしまっており、現代の研究者に多くの謎を残しています。研究が進めば、あるいは神話の時代の手がかりを得ることができるかもしれません。